「老後って、どうなるのかな?」
「そもそも生活していけるかな?」
そんな漠然とした不安を初めて認識した時、子ども二人を抱えて働くシングルマザーの家計は火の車
確実に老後の貯蓄は0でした。
そこから10年経っていないのに今は一歩、いや、二歩目を踏み出せています。
お金が勝手に貯まってしまう家計
上の子は東京でひとり暮らしをしている大学生
国立大に落ちて高い学費の私立大学に通う事になり、プラスひとり暮らしの費用も必要。
学資保険で積み立てたお金ではまったく足りず、母子家庭の就学支援金も借りました。
毎月、アパートの家賃引き落としに加え、学費分も少しずつ貯めなければいけないから
とにかく何もかも我慢、我慢。
一番つらい時期でした…
下の子の高校受験が終わって塾代がかからなくなった
家でゆっくりネットを見る時間が取れ始めたころ…
導かれるように一冊の本に出会いました。
そして一日100円からですが、投資信託を始めたのです。
コツコツ投資からのiDeCoと積み立てNISA
「最高の家計」と出会ってから自分なりに投資信託に関して勉強をして始めた
1日100円からの投資信託
4年経って、それなりの形になってきています。
最初はおそるおそる1日100円から積み立てたNISAでしたが、増額して200円、300円…月に6,000円ほどを投資すると順調に増えていきました。
この時点の利益は驚くほど小さいです
利益が出るとわかって次に、節税を目当てに月1万円ほどiDeCoを始めました。
年末調整の際、iDeCoの掛け金分が控除されるからです。
そしてNISAより掛け金が大きいので、当然iDeCoの増え方の方が大きくて…
もっと、掛けるべきかも?
そう確信をもってNISAも少しずつ増額しました。
でもしばらくするとマイナスが出て、それをブログに書こうと思ってしばらくしたらプラスになって
実際に記事を公開するころにはマイナスと乱高下。
投資はプラスにもマイナスにもなると肌でしっかり感じました。
乱高下をする際、持っている銘柄は同じ動きをしません、ある程度バラバラです。
最初に勉強したおかげか、バランスよく買えているのかも?
このまま自分の銘柄だとコツコツ続けていけばいい?
そう思ってコロナ禍でも一定額を投資し続けました。
ある程度のリスクを取ったので少し形になってきたようです。
扶養するものが減ったから
でも最後に言いたいのは、これ。
老後不安が消えたのは、小さく暮らせているからで、それは…
家族がいなくなったから
母と子ども二人の4人家族の生活から、いま現在はおひとりさま。
まだ下の子がひとり暮らしの大学生なので、お金も心配もかかっていますが
水道、ガス、光熱費など、ひとりになってかからなくなりました。
戸建てから賃貸マンションに引っ越したせいもあるけど、真冬なんて光熱費は3分の1くらいです。
亡くなった母は人嫌いで友人もなく、趣味は家族の世話をすることと買い物。
買い物といっても食材や日用品を買う良い買い物ですが、毎月2万円内で頼んでた生協の個別宅配と別に
毎日毎日スーパーに出かけて、めっちゃ食材の備蓄をしていました(笑)
そのお金も必要ありません。
子どもたちと拾った猫も13歳で病気で亡くなりました。
キャットタワーも何もありませんでしたが、それでも缶詰、ドライフード、おしっこシートに猫の砂は定期的に必要
半年に一度、かゆみを止める注射を病院に打ちにいったりして、ちょこちょこ何かとかかってていたのです。
そういうものが、一切かからなくなったから…
あまった分を投資信託に回せています。
つまり将来的に扶養が減って、使うお金も減っていくので、そんなに心配しなくても良い
扶養が減らないなら、それはそれで幸せなことです…
あまった分を貯めるなり、投資すればなお良し
そういう結論になりました。
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