離婚して17年目に起こった出来事

スケッチブックと色鉛筆
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収入が安定しないフリーランス志向の夫と離婚しました

離婚が人生最良の選択だった件

わたしが37歳、子供たちが5歳と2歳の時です

後悔は1ミリもありません、心の底から良かったと思っています

離婚後も元旦那の親とも義弟たち(彼は男3人兄弟の長男)とも変わらぬ付き合いをさせてもらい、彼だけが出ていった形でした

そっと離婚してみた件

そして自分の中では、すべてが終わって過去完了していました

そっと離婚をした終わりに

でも先日、義弟からスマホに着信があり元旦那の消息を聞くことになりました

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離婚後の元旦那のこと

黄緑の色鉛筆

実はこれまでのブログの中で書いてないことがあります

離婚後の元旦那のことです

ブログを書いていて特に触れる必要がなかったからですが、再婚して子供ができたと聞いていました

実家とも連絡をほとんど取っていなかった元旦那ですが、さすがに義父が亡くなった時には数年ぶりに実家に現れました

昔の友人知人などを頼って義弟が知らせたのです

離婚して5年ほどが経っていたと思います

義父のお葬式が久々の再会の場になり、5歳の頃の記憶がある上の子は再会を喜んでいました

お葬式が終わり、帰る方向が一緒なので車で来ていた彼に送ってもらいました

途中、食事もして
「これからは、子供たちとも年に一度くらいは会いたい」
との申し出だったのでOKしました

しかし、彼が子供たちと会うことはありませんでした

たぶん原因はお金なのかな?と考えています

金の切れ目が縁の切れ目?

お金でグリーンを栽培?

義父が残してくれたお金で本来息子3人で分ける彼が受け取る分が、わたしの子供たちに振り込まれました

義父はごく普通のサラリーマンで自分のお墓の購入などに退職金をほとんど使ってしまっていたので金額はわずかでしたが、働くシングルマザーには本当にありがたいものでした

大学の学費の一部に使わせてもらいました(現在、浪人の下の子の分はまだ口座にしっかりとキープしてあります)

遠い記憶ですが、離婚後すぐに2人の子供たちの将来を心配した義父が「そうしたいと考えている」と、わざわざ伝えにきてくれたのを思い出しました

それが原因なのかどうか定かではないのですが、元旦那からの連絡はまったくありませんでした

が、特に困ることはなかったです

義父の法事の度に会っていた義弟たちも、その後それぞれ家庭を持ち交流も減っていきました

 

5年前、元旦那ががんになったと聞きました

ちょうど自分も子宮全摘出手術の大手術をしたばかりだったので、そういう年齢なのかな?と思い、それもあまり気にとめませんでした

 

その後、ネットで元旦那の記事をみつけて、アフィリエイトなどをやって頑張ってると知りました

ブログを始めたホントの理由

 

闘病も頑張っているようでしたが、離婚して17年もたつとこんなにも感情は揺さぶられないのだなと思ったのを覚えています

深夜の電話はよくない電話?

そんな言葉があったでしょうか?

少し前になるのですが、義弟から深夜ではないですが夜、着信がありました

「何年ぶりだろう?」

元旦那の病気が良くならなかった場合、万が一のことがあるのではないかと心の片隅で思っていました

そして、その日が来たら

「子供たちは会いに行かせた方が、いいのだろうか?」

と、考えたこともありました…

もしかして?

17年目の出来事

連絡は予想と全く違ったものでした

元旦那が、次の奥さんと離婚することになったというもの

思わず「この期に及んでなぜ?」と口をついていました

ただ、そんな事、本来ならわたしには関係ありません

連絡があったのには理由がありました

散った赤いバラの花びら

親の借金は子供に引き継がれる可能性がある

元旦那はまたカードローンで借金をしていて、子どもを抱えて払いきれない奥さんは離婚を決意したというものでした

小学生の子供がいるはず…これからお金が本格的にかかる時期です

カードローンの借金額はおよそ300万ほどらしい
昔より、額がパワーアップしている

そして離婚をすることによって、その借金がわたしの子供たちにかかってこないかを心配しての電話でした

本来、保証人になっていない限りは親の借金の返済義務は子供にはありません

ただ親が借金を払わないまま、亡くなった場合は子供に引き継がれます

相続とは子供に財産を残すと言うイメージがありますが、借金も同じように子供に引き継がれるのです

その場合、相続放棄をすれば大丈夫です

離婚したら子どもを自分の籍にちゃんと入れておく

また離婚して何の手続きもなければ子供の戸籍はそのままです

離婚後に自分の戸籍に入れたい場合はきちんと手続きを取らなければ、親権者である母親の戸籍に勝手に移動する事はありません

裁判所で手続きをして、子供たちは自分の新しい戸籍に入れたと伝えました

そっと離婚をしてみた件【手続き編 その2

つまり、わたしの子供たちに借金がおよぶことはないかを心配してくれたのです

その心配をしてくれた次の奥さんにお礼を伝えて欲しい、と義弟には伝えて電話を切りました

少しだけ悲しい結末

アフィリエイトで収入があったように見えたのはウソ?

病気で人生の幕引きも近いのに、一体何をやっているんだろう?

死ぬんだったら、せめてさわやかに死のうよ
と、少し悲しくなりました

その電話はそれっきりで、義弟たちも相続放棄するとの事でした

夕暮れのコスモス

そしてつい最近、また電話がありました

それはいよいよ死期が近くなったと義弟のところに連絡が入り、会ってきたそうなのです

でも、もう自分たちのことを分かっているのかもわからなかったそう

すでに次の奥さんとは離婚していて、側には看てくれる女性がいたそうです

それを聞いて
「そこだけは、えらいもんだなぁ」
と感心しました

その女性は再婚するつもりだそうで、義弟も驚いたそうです

借金を抱えた死の迫る人と?

わたしだったら考えられません

でもきっと、そこには何かストーリーがあるのでしょう

自分が悪かったところは隠して、自分の都合が良いようににだけ伝えてなければいいのだけど

 

感情は豊かな方なのですが、ほんとうに何の感情もわいてきません

万が一、行くならと、病院の名前と号室を伝えてくれた義弟には悪いですが…

 

知らない方がいいことが、この世にはあるというのは

どうやら真理のようです

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まぐスタ

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