頭のいい人間が世の中の仕組みを作っているので、ちゃんと勉強しておかないと
どうやら損するように世の中は出来ているようです
薄々、何となく、漠然と
そうなのかなぁ…と思っている人も
多いのではないでしょうか?
ちゃんとよく調べないと損をする
わたしがそれを初めて実感したのは、子供の大学の学費が足りずに市の母子・父子・寡婦家庭の福祉資金貸付制度を利用した時です
まさか東京の私立大学に行く事になるとは全く思っておらず…
用意したお金では全然足りない!
念のために奨学金も申し込んではいましたが、よく調べると
母子・父子・寡婦家庭の福祉資金貸付制度は何と無利子で借りられるではないですか!
これは非常に大きい
奨学金制度にも無利子枠(第1種)はありますが、ひっかかかるような成績ではなく
取れたのは第2種の利子あり枠だったので、さっそくこちらを申し込みました
しかし用意する資料やらなにやら
とにかく手続きが面倒でした!
しかも親とか身内でない保証人も必要です
幸い元旦那の弟が快く引き受けてくれて助かりました
こういうものを頼める人は限られていますよね?
この時思ったのは…
「忙しいシングルママは、みんなこの制度をちゃんと知っているのだろうか?」
市役所に置いている紙に書いてあるのと市のホームページにも書かれているけど
ちゃんと調べないと非常にわかりにくいです
やはりこの世は学歴社会
遠い昔、今から30数年以上前
高校卒業後の進路選択を専門学校にしました
金銭面の問題もあったのですが特に大学に行きたいとも思わずにそうしました
もちろん当時、専門学校に入試制度はありません
今はAO入試など専門学校にも入試制度はありますが落ちる事はまずないはずです
でも入った専門学校を1年で中退しました
ほぼ欠席なし課題もきちんと出して、友達もできた楽しい学校生活でしたが
現場で仕事をする機会をもらって
「すぐに働く方が早そう!」
「手に職!」
とばかりに辞めました
その時には
「これからは学歴社会なんか終わりだろう」
なんて思っていたのです
しかし、あれから30年以上たったのにヒシヒシと感じるのは
「やっぱり学歴社会」だという事です
大学受験を勝ち抜くということ
知り合いを通じて仕事をし始めていたので専門学校中退でも社員になれましたが、
今現在、わたしの学歴では今の会社に雇ってもらえないでしょう
この十数年以上で転職がポピュラーになり、基本的に中途採用しかない会社で募集をかけると…
ものすごい数の応募があります
たくさんの応募があれば、やっぱり高学歴の人が一次選考には残りやすい
でも、それが、何故なのか?
学歴コンプレックスから、子供を大学に行かせてわかったことがあります
それは大学に行ったという事は、それだけの努力や勉強をしたという事です
ちゃんと準備をしてから試験に臨んで勝ち抜いたわけです
そのためには、もちろん勉強も必要ですし、それを維持していくモチベーションもないといけません
受験という戦略もかいくぐらないといけません
特に大学受験は全国区の戦いです、高校受験の比ではありません
学歴というのは、そういう部分も見るのだとやっとこの年齢にして知る事になりました
勉強だけの世の中ではないけれど、ちゃんとやった事はある一定の評価を受けるシステムだったみたいです
一生ちゃんと勉強するべき…らしい
すごく雑な説明になりますが、確定申告だってきちんと調べて手間ひまかけないと戻ってくるものすら戻ってこないですよね?
年末調整の生命保険料控除だってそうです
めんどくさいと放ったらかしにする人はいないと思いますが…
そのままなら何も戻ってきません
”投資信託””ふるさと納税”なども、なんとなく得らしいとは分かるけど
最低限は調べて、やっぱり勉強しないと何も始められません
つまり世の中はそういう風に出来ているようなのです
ちゃんとわかって行動をする人間が、ちゃんと享受できる仕組みをわかっている人が作っているってことです
何かを知ること
それが頭に入ってきたらすぐ覚えられること
疑問をすぐに手間ひまかけずに調べられること
それが身についているのは、やっぱり勉強のできる人ですよね
特に若い時に頑張らなかったまぐろは、今更ですがアンテナを張って調べて何とかついていかねばと思っています
最後に、このネタを書こうと思ったキッカケになった胸に響いた『ドラゴン桜』の一節
「社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作ってる。
つまり、社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ」
心のへぇ~ボタンを押しましたもん!
講談社『モーニング』にて連載された東京大学合格を目指す落ちこぼれ高校生とそれを指導する元暴走族の駆け出し弁護士の奮闘ぶりを描いた漫画
コメント