2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』を観ていたときからずっと気になっていた九度山
地元にあるのでいつでも行けると思っていて、いつか行きたいリストに入っていましたが…今さらだけど春の陽気に誘われて行ってきました♪
行く前「2、3時間でまわれるかな?」と思っていたら、予想以上に見どころいっぱい!
「こいのぼりの丹生川渡し」も始まったばかり
※100匹以上のこいのぼりが泳ぐ、これはイメージ画像
令和なりたての5月4日、5日には恒例の『紀州九度山 真田まつり』も催されるので、一足お先に九度山をご紹介!
町中が真田一色!九度山町
大阪なんばから南海高野線で片道790円、1時間15分くらいで着きます
世界遺産・高野山に行くための極楽橋駅の6つ手前にあります
九度山に降り立って『真田のみち』といわれるところを歩いて行きます
ただの田舎町の道路ですが(失礼!)家々の軒先には赤い兜の折り紙だったり、赤い提灯だったりがぶら下がっていて…
とにかく町をあげて真田一色
※六文銭のように並んだたこ焼き、もちろんたこ焼き屋さんのシャッターです
電信柱ですら、こんな感じ
※ちょっとかわいい真田十勇士たち
道を進んでいくと真田古墳と呼ばれるものがあります
実は4世紀の古墳時代に作られた古墳らしいのですが、この穴を通って幸村が大坂城に出向いたと言う伝説が残っています
ガイドのチラシをちゃんと読まないと、本物の抜け穴かと途中まで勘違いしていました※さすがに大坂城までは無理だろうけど
真田屋敷あと、真田庵
まず、ひとつ目のお目当て『真田庵』
真田昌幸、幸村親子の屋敷あとに建つお寺です
境内のいたるところに六文銭があしらわれています
父・昌幸の墓
お墓自体は横にあるようで、メインは昌幸の霊を鎮めるために建てられたお堂。この地を守る神様として奉られています
横に咲いていたお花がかわいいかったので思わす撮っちゃいました
すぐ横に宝物資料館があるのでのぞいたのですが…誰もおらず、中もちょっと薄暗く早々に退散しました
あんまり人が来ないからかなぁ
みどころいっぱい『真田ミュージアム』
気を取り直して、最大のお目当て『真田ミュージアム』へ!
真田庵からは目と鼻の先です
真田家の昌幸、幸村、大助、三代の物語を語り継ぐことを目的とした施設
そんなに大きな建物ではないですが重厚な佇まい
中に入るといきなり…
秀頼様と淀君のお出迎え!!
美しい!…後ろのポスターが気になる
ちょっとテンションが上がります
そして今度は昌幸様が、お出迎え
あまりにもインパクトがあったため、もう終生、真田昌幸=草刈正雄さんとしか思えないですよね?
時代ごとに分けられての展示
最初のコーナーは上田時代
戦国時代をどう真田家が生き抜いてきたのか、細かく解説されています
次の九度山時代
なんと!ここには幸村直筆の文(ふみ)があります!
苦しい生活の中、信之につらく厳しい様子を送っているのですが、これは敵を欺くためと言われています
これが幸村の花押
本人の直筆かと思うとかなりかなりテンション上がります!
そして次のコーナーでは、蟄居(ちっきょ)してから大坂城に向かうまでの物語が12分くらいの動画になっていてボタンを押せばスタートします
これがとてもよくできています!
※障子に写っているという設定
『雌伏の時』
雌伏とは?
- 人に屈伏して従うこと
- 実力を養いながら活躍の機会をじっと待つこと
見ごたえあり!
バラエティに富んだ展示であきさせない
次は大坂夏の陣のコーナー
夏の陣を描いた金屏風があるんですが、こちらは残念ながら撮影禁止
夏の陣合戦の解説動画があり、どのように隊を進めて、どのように戦ったのかなどもわかります
にわか大河ファンで歴史にうとい人間には有難い
次は九度山での真田親子の生活を人形で再現したコーナー
苦しい生活の中、真田紐を売り生活の支えとしていましたが、その行商の中で徳川の動きを探っていたと言われています
その次は英雄的武将として語られるようになった後の伝説
抜け穴を使って実は秀頼も大輔もそして幸村までも生きていたのではないかと言うもの
秀頼の墓が、薩摩(今の鹿児島県)にあるという話などなどロマンがありますね
真田丸のジオラマもある!
最後に真田幸村のメディア化をまとめたコーナーも
スタイリッシュアクションゲーム(?)『戦国BASARA』の幸村もいます
このミュージアム、かなりバラエティです
1時間ほどゆっくりたっぷり見て周れて大満足!
500円はちっとも高くありません!
※トイレもこの手の施設でベスト3に入るキレイさでした
おススメ そば処『幸村庵』
九度山といえば必ず紹介されているのが『幸村庵』
古民家を改装した店内で、信州のおそばが味わえるそば処です
大人気で休日はすごく混みます
私が行った時も、お昼をとっくにまわった13時半過ぎに到着しても少し待ちました。お昼だとをかなり待つので早めに入るか遅めに入るかをおススメ
ただし!お蕎麦がなくなり次第終了となります
この日も14時をまわる頃にはお蕎麦が売り切れていました
お部屋から見るお庭も素敵
つけ鴨そば 1,400円を頼みました
ちょっとダシが濃かった!というのが正直な感想
※根っからの関西人ゆえ麺類は薄味が好きです
と言いながら美味しく完食
ダシもそば湯でわるといい感じで結構いただきました
お蕎麦はもちろん、美味しかったです!
神社とお寺巡りもしましたが、書ききれないので次回へ…
南海なんばから片道790円の旅
見どころいっぱいの九度山でした~
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