抗がん剤治療をやめる選択をした、そのあと

卵から植物
この記事は約4分で読めます。

少し前に母が抗がん剤治療をやめる選択をしたブログを書きました

この弱小ブログも、最近検索でたどりついていただく方がチラホラ見られるようになりました

その中で検索ワードが
”抗がん剤治療 やめる”
というニュアンスのものが、時々見かけられました

抗がん剤治療に関しての情報を探している方がたくさんいらっしゃると感じたので、続きを書くことにしました

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今度は肺に転移していた

ブルーベリーの実

母は肝臓にまで転移している大腸(直腸)がん ステージⅣでした、発見が遅すぎました

そもそも何の検査も受けてなかった本人の責任です
わたしの責任でもあります

そのあと二度の手術と抗がん剤治療で、がんはほとんどなくなったと思いきや、肝臓にまた発生

経過の詳しくはこの記事に書いています

そこからの抗がん剤治療をやめる選択をしたのは今年の10月

そして、その後CT検査の結果を聞きに行ったつい先日
スマホに母から着信がありました

「良くない知らせだろうな」

着信履歴を見て感じました

折り返し電話をかけると

肺にも転移していると言われた、先生が家族と話したいと言ってる…という内容でした

自殺を考えた?衝撃の告白

面談の予約は2週間後になりました

緊急性はないようです、そもそも肺がんは咳が出るそうですが全く出ていません

「転移したてで小さいのかな?」
いろいろ考えてしまいます

面談で伝えることは

「絶対に抗がん剤治療はしない」

本人の決心が固かったので、今回もわたしも同意しました

それで臨んだ先生との面談

やっぱり先生は

「抗がん剤治療をして小さく、いや、これ以上大きくならないようにして肺のがんも取り除きたい」

予想通りのお話でした、医者ですものね

「もう抗がん剤はいいです」と母は断るのですが、先生はもっと軽いもの(ってあるの?)にするから治療をした方がいいと言います

その時、母が衝撃の告白をしました

「自殺しようかなと考えたこともある、(家族に)迷惑もかけるし」

「え!?それはダメでしょ!」

思わず口にしてしまいました

先生も「わかった、なら、やめよう」

さすがにおっしゃいました

毎日仕事が忙しくて、朝と帰宅した時にしか顔を合わせない、抗がん剤治療の2泊3日の入院の時も、1、2度しか顔をださない

ツラさをわかっていたつもりで、全然わかっていなかった!と申し訳ない気持ちになりました

とりあえず、次のCT検査の日程だけを確認して診察室を出ました

その件は、聞けないまま今に至る

点滴

趣味もなく、家族(主に孫の世話)が生活の糧の人には入院自体も苦痛だったろうし、横になっているだけの日々も苦痛だったのだと思います

いや、わかっていたんですが、それは
生きている意味がない
と考えたのだと想像しています…

想像です

なぜなら、今この瞬間まで自殺に関しての話は一切していないので、どう思っているのかわかりません

いつ、そう思ったのか?
今でも、そう思っているのか?

話すべきか、そのままにしておいていいのか、さすがにつかみかねています

これからの事

今後に関して考えていることがあります

それは、もうCT検査は受けなくていいのでは?ということです

抗がん剤治療をしないのであれば、どれだけがんが進行しているのかを知る必要がないのでは?と
また悪くなっているとショックを受けるだけです

何の治療もせずに悪くなることはあっても、良くなることなんてないはずです

なら、検査する必要ない

この世の中の知らなくていい事の一つでは?と

マーガレットとハーブティー

それからもうひとつ、何らかの民間療法にトライしてみようとも思っています

漢方でもいいし、がんに効くといわれるもので、あまり高額でないもので(本人が絶対に嫌がるので)

これは、それにすがるというより、全く何もしないのはいけない気がするからです
黙って悪くなるのを待つのではなく、自ら何がしか改善に向けて動いている
1%かもしれないけど、可能性は0ではない方向に歩いている

がんに立ち向かっているという事実だけが欲しいのです

タイミングを見て母に提案するつもりです

抗がん剤治療に関して思うこと

もし自分自身ががんになって、主治医から抗がん剤治療を提案されたら?

治療を受けると思います

母が最初にがんになって、手術を嫌がったので、まったく治療をしない選択をした場合はどうなるのか?と聞いた時

「半年もたない」と言われました
先生が厳しめに言ったとしても、あれから1年5ヶ月が経っています

肺への転移があったと言われても見た目は元気で、今現在がん患者には見えません
80歳くらいまで大丈夫じゃない?なんて思います

手術、治療で延命が出来たと感じています

なので自分がなった時、提案があった時には受けるつもりです

ただ、やめ時があるとは感じています

まだまだ、がんとのつきあいは終わりません


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病気のこと
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