抗がん剤治療をやめる選択から10カ月が経った

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前にも書いたのですが母が抗がん剤治療を辞める選択をした記事は定期的に読まれています

これまでの過去記事ランキングの上位にきました

検索順位を調べてみたら何ページも下の方にある記事なのにかかわらず、たどり着いて読んでいただいている方が毎日いらっしゃる…

なので経過報告もきちんと書いておかねばと思いました

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「抗がん剤治療をやめる選択」これまでの経緯

色積み木の階段

肝臓にまで転移している大腸(直腸)がん ステージⅣが、2017年7月末に見つかり

8月頭に大腸がん切除手術

その後、抗がん剤治療を開始

途中、白血球値が下がり抗がん剤治療ができなくなり

2018年4月に転移した肝臓がん切除手術

その後、一度の抗がん剤治療の後

治療をやめました

 

抗がん剤治療をやめると決めたのは2018年10月です

なのであれから10ヶ月が経過しました

結局、何もしていない

抗がん剤治療を辞める選択をした、その後の一歩を踏み出したことも記事に書きました

民間療法でいいから、がんに闘うことに取り組もうと思いました

それで「酵素風呂」に行ったりしたのですが

場所が遠かったこともあり、もともと出不精の母は続けてくれていません

 

個人的には続けたかったのですが遠いと言われました

かえって疲れても良くないしと、もっと近くも探したのですが

あまり好みでなかったようです(まあ、割と匂いが独特ですから)

 

ただ体を温める方が良いと感じたのか、もともと寒がりだったこともあって身体を冷やさない様に心がけてはいます

病院での経過観察、あらたな提案

点滴

それから、CT検査に行くのやめたらと言う選択

こちらは逆に先生のほうから「もう撮らなくていいね」と言う提案をしていただきました

そうなんです

治療をしないなら定期的にCTを撮って、がんがどれだけ進行したのかを知るのって、気持ち的に良くないと考えて行くのを辞めたらと母に提案していました

なので先生の方から提案いただけて本当に良かったです

 

また別の方から、病院とはつながっておく必要があるとの助言をもらっていました

最終的にはお世話になるから、と

そう、今現在そうなっています…

 

ちょうど、そのころ主治医の先生にから緩和ケアを紹介すると言われていました

「僕がしてあげられることは、もうこれしかないから」

外科の先生が抗がん剤治療を拒んだ患者にできることは確かに他にありません

この4月の出来事

芝生の上の家の形をした積み木

抗がん剤治療をやめて半年経った、この4月

「お腹がふくれあがる」

という事態がおきました

とうとう腹水と呼ばれるものなのか?と慌てたのですが…ヘルニアでした

 

ヘルニアとは、お腹の中にある腹膜や腸の一部が皮膚の下に出てくる病気。 「脱腸」と呼ばれています

 

特に痛みもまったくなく、困ったことは見た目が良くないことぐらいです

そちらはもう痛みが伴わないので手術はしなくて良いということになりました

その代わりに腰が痛くなったり、そしてやっぱり疲れが出やすかったりしていました

下痢や便秘といった症状もありましたが、それは腰痛でコルセットをキツく締めすぎたのが理由だと言っていたので信じていました

「緩和ケア」治療を始める

大好きだったお酒も少しずつ減ってきていましたが、がんの影響と言うよりも

年齢によるものもあるかな?とのん気に考えていました

でも、それは間違いでした

がんが神経の方を冒し始めたのです…

 

肝臓から神経の一部に転移しているそうで、腰の痛みはそのことが原因だったのです

痛みを和らげる薬を出してもらいましたが、それがあわず嘔吐などがひどくて薬を調整するために先週から入院をしました

「緩和ケア」病棟です

そのことは日記ブログにも書いています

基本すべての部屋が個室になっていて費用がかかるようです…入院前に病院から費用の確認がありました

抗がん剤治療もやめ、何もしていないとがんは消えてなくなるはずもなく

がんに痛みは早期、末期に関わらずつきものだそうで、あとは

痛みがない安らかな日々が送れるか?

 

とりあえず、今週いったん退院できるようでホッとしています

がん治療について、現在思うこと

2019年が明けて競泳の池江璃花子選手が、血液のがんである白血病だと告白されました

抗がん剤治療をされて経過が順調のようで

回復を心から願っています

 

また少し前に「DNAによって個々のがんの効果的な治療法を調べることができる」という画期的なニュースもありました

だから薬や治療法が人によって効いたり効かなかったりするのか!

と、ひどく納得したのはわたしだけでしょうか?

ただDNAで治療法がわかっても薬がまだなかったりなどという、少し残念なニュースでもありました

 

がん治療にとって重要なのは

がんから完治してやりたいこと、したいことがある方が強いと思っています

最後は生きる気力が重要と感じています

 

母にも「新しく何か始めてみては?陶芸とか、料理とか」などと何度となく提案しましたが、そういうものが嫌いな人なので無理でした

何せ、やりがいと言えば「家族の世話」ですから
こちらとしては非常にありがたいことではあるのですが…

 

やはり人は生きる目標がないと、生きてはいけないのかもしれません

 

肝臓転移の大腸がん ステージⅣ(肺にも転移)の最初の告知から、もうすぐ2

抗がん剤治療をやめてから10か月

あともう少し何事もない日常が送れればと思います

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病気のこと
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