墓じまい~その手順と費用、我が家の場合~

ピンク色の花 50代の生き方
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墓じまいとは?

お墓にある遺骨の引っ越しをさせて、先祖代々の墓を撤去したり処分したりすること
墓参りをするのが遠くて難しい、墓参りをする人がいない、またはいなくなりそうな際に墓の管理者が行う

ブログを始める前の2017年12月の師走も押し迫るなか「墓じまい」をしました

そして3ヶ月ほど前の2018年12月初旬に、その墓じまいで持ってきたお骨を永代供養で埋葬しました

年々、墓じまいを考える方が増えている昨今で「墓じまい」に関する業者のサイトはいっぱい!

なのに、ブログはほとんど出てこなかったので書くことにしました

ぜひ参考にしてください

我が家独自のエピソードも入っています

まぐろ
まぐろ

必要なところだけ読んでOKです!

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墓じまいをした理由(わけ)

近年、墓じまいが増えているのは「ライフスタイル」の変化という記事を見ました

まったくその通りだと思います

先祖代々の家で生まれ、その場所で一生を終える…

なんていう形が珍しいくらいです

長崎港

我が家も同じで大阪に住んで長いですが、お墓は長崎県長崎市にありました

諸事情で4年間、わたしも長崎に住んでいて

第二の故郷です

ここには先祖代々の墓があり一人娘の母は結婚と同時に大阪へ来ましたが、その後ずっと墓を守ってきました

一人娘って事と母も早くに離婚したので守るのは自分の先祖代々の墓だけで良かったわけです

祖母の親戚に墓守を長年お願いしていて、年に一回は墓参りをしてきましたが

「いつか、お墓をこっち(大阪)に持ってこないと

とずっと言っていました

母ががんになったのと”墓じまい”に関しての情報をわたしが得たのは

どちらが先だったのか微妙なくらい

そもそも”墓じまい”という単語すら知らなかったわけで
「そんなことが出来るのか!」
と分かってから決めたのは早かったです

我が家の場合は、自分の墓を自分たちだけで守ってきたので
「墓じまいしよう!」
「そうしよう!」
で決まりましたが、

ご兄弟、ご親戚でみている場合は意見の取りまとめが大変だと思います

たしかに長年お参りしてきたお墓が無くなるのは心もとない感じですが、将来を考えてよく話し合ってください

まずは遺骨の引っ越し先を確保

「墓じまい」の際にまず必要なのは「遺骨の引っ越し先の確保」です

  • 永代供養(民間の墓地、公営の墓地、菩提寺のいずれか)
  • 散骨(海、宇宙!など)
  • 納骨堂
  • 手元供養

 

そのほかにも多少あるようですが

圧倒的に「永代供養」「散骨」が多いようです

 

散骨のイラスト

我が家では民間墓地での永代供養を選びました

永代供養とは寺院、霊園が身内にかわって、お墓の管理や供養をしてくれるものです

ラジオを日課にしている母がラジオCMを聞いて探してきました

母が取り寄せたチラシを見て驚きました

元旦那の両親…
わたしにとっては元義父、義母のお墓のある場所と同じでした

義父義母は本当に孫たちを可愛がって行く末を心配してくれていました、早くに亡くなって残念です

やはり導かれるのかな?と思いました

これなら子供たちに「数年に一度は、お参りに行きなさい」と言えます

即決でした

「 墓じまい」の費用関連

納骨堂にお参りするイラスト

永代供養の費用は?

永代供養費は種類が多く、それによって費用は異なります

我が家が選んだのは遺骨一つ10万円で法要から永代供養代のすべてが含まれているものです

そして、上はキリがありません!

予算に合わせて選んで下さい

基本、永代供養は管理会社がキチンと見てくれるはずですので、子孫がお参りに行かなくても供養場所が荒れ果てるなんて事はないです

お墓を更地に戻す工事費用は?

墓じまい自体は、お墓を更地に戻す工事費が費用のすべてかと思います

我が家の場合は、工事費用30万円でした

これも業者さんと墓石の数、お墓の広さにもよるのではないでしょうか?

実は、我が家は墓だけは広く(多分、大昔は墓で宴会をしていたと思われます…そうとしか思えないスぺースが真ん中にありました)墓石も3つもありました

なので、いろいろ調べた結果、田舎であるという事を考えても金額的に妥当かと思っています

目安にしてください

ちなみに工事業者は墓地管理をしているお寺などが指定する場合が多いそうです

うちもそうでした

工事が終わって振込先と共に工事完了の写真も送ってくれました

アフターサービスもばっちりです

「墓じまい」の手続き関連

墓そうじ

改装許可証が必要

まず「墓じまい」の際はお墓を管理しているお寺などに連絡をします

本来、お墓の管理料を支払っているはずなので連絡先もわかるはず

我が家は長年、墓守りをして頂いていた親戚にまず連絡。そこから管理をしている神社(ウチはなぜか管理しているのは神社だった…)の宮司さんに伝えて頂きました

そのあとは長崎市役所の生活衛生課に連絡して

そこで改葬許可申請書を取り寄せました

このあと墓地管理者にも記入してもらわないといけないのですが、署名をしたものを管理者様から送ってくださったので申請書だらけに…記入して返送しました
この辺りの流れは人によって違うと思います
我が家がお世話になった宮司さんはとても慣れていたように思います

そのあとに改装許可証が発行されます

これがないと勝手にお墓を移動させられません!(ただし、散骨や自宅供養の場合はお墓に入れないので改葬許可証は必要ありません)

 

たとえ自分のご先祖様でも、許可証なしで勝手に持ってくると違法となりますので気を付けてください!

また再火葬が必要な場合は葬祭場への予約も必要です

再火葬が必要な場合とは?

昔のもので土葬や未火葬の場合、骨壺から取り出し保管し再火葬が必要です

我が家の場合を例に取ると、わたしから見て祖父祖母はそれぞれの遺骨ごと引っ越しを決めて永代供養の場所も確保しました

しかし、その横に古いお墓が2つありました

もう刻んでいる名前も読めません

いったい何人入ってらっしゃるのか…

お墓の写真2

この場合、お墓から遺骨を取り出していくつかの遺骨を再火葬して一つにまとめられます

先祖代々の遺骨としてひとまとめで供養できるのです
でないと最低でもひとり10万の永代供養がかかるのですから、4、5人とかそれ以上出てきたら…

結局いくつかのお骨が出てきたのですが、100年以上前のものばかりで宮司さんと業者さんが「土に還せるから、そうしましょう」と言って下さいました

工事の際にも「その土は隅に寄せておきますね」と

金銭的な問題もですが、100年以上も長崎の山で静かに眠っていたものを、遠い大阪の見知らぬ山に持ってこられても

ご先祖様にとってもメーワクな話

我々も申し訳ない感じで、この件はホッとしました

我が家の「墓じまい」に起きたハプニング

遺骨が多い?

ある日、仕事から帰ると母が騒いでいました

長崎から電話があり「おばあちゃんたちのお墓の中を調べてもらったら、お骨が4つもあると言われた!」と

あれ?祖父祖母しか入っていないと聞いていたが?

しかも移転先も2つしか確保していない!

だ、誰?

1名は母の叔母さんにあたる、そもそもお墓にも名前が刻まれている人では?と聞いたのですが「○○さんは敬虔なクリスチャンだったため、別で埋葬されたと聞いている」と

名前だけは刻みたいと、亡き祖母に言われて名前を刻んだだけらしい…

そういえばわたしが小学生の頃、埋葬場所を知人に貸したので引き取り要請をしに付いて行ったことがありましたが、その後とっくに持っていかれて現在ではその場所には木が植えてあります

そもそも他人の墓石の下に誰が入れる?

謎を抱えたまま、当日を迎えることになりました

お墓の写真

遺骨は誰だ?

いよいよ当日、駅前で予約したレンタカーを借りて、お墓に向かったのですが…

「二度と長崎の街を車で走りたくない」と思いました

路面電車とバスが非常に多くて道も狭い!しかも道も分かりにくい!

小さい頃から通い慣れた道は分かっているのですが、車で向かうにはかなり別ルートを行かねばならず…

遠回りをしたせいでギリギリ到着しました

いよいよ、お骨と対面しました

4つ…

 

1つは簡単に謎が解けました、祖母のお骨を取り分けたものです

なぜ、そのまま納骨したのかわかりませんが紛れもなく祖母のもので覚えがありました。なので一つにまとめました

そしてもう一つは、1番大きな骨壷でフタをあけてみると!

母の叔母さんのお名前が書かれていました

まあ、墓石に名前が刻まれているのですから当然です

別で埋葬されたのはというのは、どうやら母の思い込みだったのか、母と祖母との間に隠し事があったのか(隠す必要あるかなぁ?)

もう、今では分かりません

これで懸念材料は全部取り払われました

遺骨を改葬場所の霊園に送る

宮司さん、わたしと娘(いざという時のために東京から呼びよせました)、親戚のご夫婦、施工業者さんの6名で

お墓の魂抜きの儀式を行いました

とても厳かな儀式でした

神主さんはお布施等は要らないとのことでしたが(そもそも宮司さんにも”お布施”というのか?)親戚の方に促されてお礼をお渡ししました

先に書いた通り、ご先祖様の遺骨は土に還せるとわかり再火葬は必要なくなったので、すぐに葬祭場に火葬予約キャンセルの連絡を入れました

3つの骨壺をレンタカーに乗せて、親戚と宮司さん業者さんにお礼を言ってお墓を後に

Google先生で郵便局を探してレンタカーを走らせ(途中完全に迷った…)やっとたどり着き

ゆうパックの箱を買い、骨壺を詰めて動かないように新聞紙などで隙間を埋めました

郵便局の受付のイラスト

”お骨を送る”と聞いて郵便局の人が慣れてなかったらしく(そりゃそうか)一応どこかに確認をとっていましたが、無事発送完了!

ちなみに我が家が購入した永代供養の霊園は、お骨は”ゆうパック”で送ってOKということになっていました

まぐろ
まぐろ

初めて知る事実!

ゆうパック以外のクロネコ、佐川急便では、お骨を送ることは出来ないそうです

「墓じまい」をするつもりなら、出来るうちにした方がいい

ピンク色の花

「墓じまい」で持ってきたお骨を永代供養に納める日が、昨年の12月の初旬でした

最後に袋に入ったお骨を収めた時に
「死んだら、はかないね」
と母が言っていました

でも気がかりだったことが片付いて「ホッとした」とも

「お墓は遺された人の心の拠り所」というフレーズをどこかで見かけました

それは、そう思います

もうお墓のあったあの場所に行くことはないのか

いや、そもそも長崎に行く用事ももうないのか…

そう思うと少し淋しいです

 

金銭面を除けば、お墓も買ったり作ったりする方が何倍も楽で

「墓じまい」はひと仕事です

結婚と同じだなぁ…としみじみ
離婚の方が絶対にひと仕事!

「墓じまい」をする可能性があるのなら、お金と体力があるうちに考えた方がいいです

ちなみに今回の永代供養代と工事費は、母が長年お墓の移転のために貯めたお金から出してくれました

最後の最後に、可能なら「墓じまい」は暖かい時期にした方がいいと思います…

12月末の長崎の山の上はメチャクチャ寒かったです

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