国語力が人間力の土台、本を読む子どもがいい理由(わけ)

本の上でくつろぐ家族(人形)
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50も過ぎるとに、ふとした時にいろいろと振り返ります

選挙権を持つ子どもが2人いますが、あまり本を読む習慣がついていません

わたしの子育ての反省点です

まぐろ
まぐろ

あんなに絵本の読み聞かせをしたのになぁ…

国語力が語彙力、理解力、ひいては人間力につながると思うので書いてます

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我が子が小さい時は一喜一憂

ニワトリの親子の編みぐるみ

親なら我が子が

早くおしゃべりを始めた
早く漢字が読めた
早く難しい計算ができた
〇〇ができた!

となれば

「末は博士か大臣か?」(古い?)

なんて親バカを丸出ししてしまうもの

聡(さと)い子どもに育ってくれたらと、ちょっとだけ早期教育をかじってみたり、お稽古事に手を出したりした時期もありました

まぐろ
まぐろ

どれも中途半端でしたが

今思えば、そこはまったく関係なかったなぁ〜とつくづく思います

もう一度、子育てできるのだったら

本を読める子どもにすることに力を注ぎたいと考えています

なぜか?

それは学力、いや人間力の根本は国語力だと今更ながらに思うから

そして国語力は簡単には身につかないと実感しているからです

国語力は一朝一夕では身につかない

20代の頃、中学生向けの学習塾でバイトをしたことがあります

田舎の小さな個人の学習塾でかつて自分も通っていたので専門学校中退でも雇ってもらえました

担当していたのは、もちろん国語

中学時代に国語の成績だけは良かったからです

教室の机

その時、教えていて思ったのは

国語の成績はすぐには上がらない!ということ

国語以外の数学、理科、社会、英語は90点以上でトップ校を目指せるレベルの男の子がいました

彼は国語だけが50点前後と言う低空飛行で国語の成績さえ何とかなればトップ校が狙えます

本人も、もちろん志望していました

が、国語の成績ってすぐには上がりません

文章題の答え方から問われていることを推察する方法など、いろいろ試しましたが思うようにはのびませんでした

本は普段まったく読まない、物語にも興味ない子でした

受験半年前からは塾長自らが指導されるので担当ではなくなったのですがトップ校には行けなかったと記憶しています

普段の内申点も国語は厳しかったようで、内申点がオール5(当時の評価)でないとトップ校は難しかったからです

同時に本当に国語を教えることって難しい!と痛感しました

「これからの時代に求められる国語力」

図書館の本棚

この記事は、子育ての実感としてずっと考えていた事で「いつか記事にしよう」と思っていたのですが、書くにあたって調べると

「これからの時代に求められる国語力」

というワードが出てきました

これから行われる大学入試改革も「センター試験」から「共通テスト」に変わり「共通テスト」では「思考力」「判断力」「表現力」を重視するそうです

今まで「センター試験」になかった記述問題も出題されます

 

よく言われている事ですが、そもそも問題で問われている意味がわからないと答えようがありません

数学の文章題でも何を問われているのか、それを理解する力がないと先に進めません

理解を深めるには語彙力がないといけません

そして語彙力を手に入れるためには、やっぱり本を読むこと

言葉にふれないと言葉が増えることはありません

マンガやアニメではダメなのか?

マンガやアニメでも物語を理解して登場人物にも感情移入します

なので土台がついた後なら、それも悪くないのですが語彙力がつきません

情景描写がすべて視覚的に入ってきますから

また基本、マンガもアニメも観る人の心を揺さぶるように創っています

それはキャラクターの表情だったり、セリフだったり、アニメに至っては動きや音楽もあるので、それによって心が揺さぶられます

自分が想像力を働かさなくてもじゅうぶん感動できるので、かきたてられる部分が少ないのです

この想像力をかきたてられる…本を読んでビジュアル、イメージを想像する時の力

”イマジネーション力”

これが重要で記憶力向上にもプラスしていると思っています

 

余談ですが、アニメや映画の小説版って読むスピード早くないですか?

こちらの二つは映画を観てから本を読みましたが、サクッと読めました

※どちらも大好きな作品です!

世界観がビジュアルとして記憶されているため情景描写を素早く読めたからだと思います

もう、イメージはできていますから

 

文字から人や場所やモノ、空気感、温度感などなどすべてを読み取って想像しないといけない読書って

今更ながらいろんな頭の引き出しを使っていると実感

絵本の読み聞かせは、読書好きになるかどうか関係ない?

はい、そう思っています!

なぜなら我が家の話で恐縮ですが、子どもたちが小さい時に図書館で絵本を借りれるだけ借りてきて毎日読み聞かせをしていました

本を読む子になって欲しかったからです

絵本を見る赤ちゃん

布団に入って眠りにつくまで、毎日毎日読み続けました

名作中の名作『100万回生きたねこ』は、読みながら涙が止まらなかったのを覚えてます


※事前に読んで備えていたにも関わらず、読みながらまた泣いてしまうという!これは何度読んでも泣ける!!

しかし、それだけやったにも関わらず本を読む子どもにならなかったので、絵本の読み聞かせは関係ないのだと現在は思っています

実際、amazonタブレットを薦めてくれた会社の読書好き友人は、子どもの頃には一切絵本の読み聞かせをしてもらわなかった!と豪語していました

 

ところで毎日毎日10冊以上の絵本の読み聞かせをしていて不思議なスキルが身につきました

それは目で文字を追って読みながら別のことを考えられるスキルです

「人って何でも成長するんだ!」と思いました

そんな心のこもっていない読み聞かせだから、ダメだったのもしれません

まとめ

本の上でくつろぐ家族(人形)

もちろん本をたくさん読むだけでもダメです

読んだものをもとに感想を伝えあったり、内容に関して話をしたり…

でも、それがで自然とできるのは本好きの子ですよね?

なので子供に身につけさせたいスキルは

本を読むこと!

もし孫を育てる機会に恵まれたら、本を読む子どもにしたいと思います

そして自分自身もブログを書いているので、わずかでも国語力を向上させるためにも今後も本を読もうと思います

まぐろ
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